2025年8月12日火曜日

WEBシステムの必須構成要素はなんですか?(クライアント、サーバー、言語、プロトコル、URL,データベース?)

 WEBシステムの必須構成要素は、ご提示いただいたものを含め、以下の通りです。これらの要素が連携することで、WEBシステムとして機能します。


必須構成要素

  • クライアント (Client): ユーザーがWEBシステムを利用する際に使用する、PCやスマートフォンのブラウザ(Chrome, Safariなど)を指します。ユーザーからのリクエストをサーバーに送り、サーバーからの応答を表示する役割を担います。

  • サーバー (Server): クライアントからのリクエスト(「このページを見たい」など)を受け取り、必要な処理を行い、その結果をクライアントに送り返すコンピューターです。サーバーには、WEBサーバー、アプリケーションサーバー、データベースサーバーなど、複数の種類があります。

  • 言語 (Languages):

    • フロントエンド言語: 主にクライアント側で動作する言語で、HTML(ページの構造)、CSS(デザイン)、JavaScript(動的な振る舞い)が中心です。

    • バックエンド言語: サーバー側で動作し、データ処理やビジネスロジックを記述する言語です。PHPPythonRubyJavaJavaScript (Node.js) などがあります。

  • プロトコル (Protocols):

    • HTTP/HTTPS: クライアントとサーバー間で通信を行うためのルール(規約)です。HTTPSはHTTPに暗号化機能を追加したもので、より安全な通信を実現します。

    • TCP/IP: インターネット上での通信の土台となるプロトコル群です。

  • URL (Uniform Resource Locator): 資源(ウェブページ、画像など)の場所を示す「インターネット上の住所」です。これにより、ブラウザはどのサーバーのどのファイルにアクセスすればよいかを特定できます。

  • データベース (Database): 顧客情報や商品情報など、システムで扱うデータを保存、管理するための仕組みです。サーバー側で動作し、必要に応じてデータの読み書きを行います。

これらの要素がすべて揃って初めて、ユーザーがブラウザからウェブページを閲覧したり、ECサイトで買い物をしたりといった一連の動作が可能になります。

WEBページとはいったい何ですか?マークアップされたテキストですか?

 ウェブページは、ブラウザで閲覧できる「1枚の文書」のことです。そして、そのウェブページを構成する主要な要素の一つが、マークアップされたテキスト(HTML)です。

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ウェブページとは?

ウェブページとは、インターネット上に存在し、ウェブブラウザ(Chrome, Safariなど)を通じて表示される情報のまとまりを指します。テキスト、画像、動画、音声、さらにはプログラム(JavaScript)など、様々な要素で構成されています。

例えるなら、ウェブサイトが「1冊の本」だとすると、ウェブページは「その本の中の1ページ」です。ウェブサイトは複数のウェブページが集まってできています。


マークアップされたテキスト(HTML)との関係

ウェブページは、主にHTML (HyperText Markup Language) というマークアップ言語で記述されています。HTMLは、単なるテキストに「これは見出しですよ」「これは段落ですよ」「これは画像ですよ」といった**意味付け(マークアップ)**をするための言語です。

つまり、ウェブページは単にマークアップされたテキストそのものではなく、そのマークアップされたテキスト(HTML)を元に、ブラウザが画像やスタイル(CSS)、動き(JavaScript)などを組み合わせて最終的に表示するもの全体を指します。

まとめると、ウェブページはマークアップされたテキスト(HTML)が**「基盤」**となり、それに様々な要素が組み合わさって完成する「最終的な成果物」です。

2025年8月10日日曜日

標準的に使用するCSSを、機能や役割ごとにクラス分けして表にまとめます。

 承知いたしました。標準的に使用するCSSを、機能や役割ごとにクラス分けして表にまとめます。

クラスのカテゴリクラス名の例用途・説明
レイアウト.container <br> .row <br> .col <br> .flexbox <br> .gridWebページの全体的な構造を定義します。<br> container はページの幅を制限する際に、rowcol はグリッドシステムを構築する際に使われます。flexboxgrid は要素の配置や整列に使います。
テキスト.text-center <br> .text-right <br> .font-bold <br> .font-italic <br> .text-primary文字の見た目を調整します。<br> text-center はテキストを中央揃えに、font-bold は文字を太字に、text-primary はテーマカラーを適用する際に便利です。
コンポーネント.btn <br> .btn-primary <br> .card <br> .card-header <br> .nav <br> .nav-item繰り返し使用されるUI部品(コンポーネント)を定義します。<br> btn はボタンの基本スタイルを、card は情報カードの見た目を定義します。
ユーティリティ.m-1 <br> .p-2 <br> .d-none <br> .rounded <br> .shadow特定のプロパティを簡潔に適用するためのクラスです。<br> m-1margin(余白)を、p-2padding(パディング)を、d-none は要素を非表示にします。rounded は角を丸く、shadow は影をつけます。
状態.is-active <br> .is-disabled <br> .has-error要素の状態を示す際に使われます。<br> is-active は現在選択されている要素に、is-disabled は無効化された要素に、has-error は入力フォームのエラー状態を示す際などに使います。

クラス名の命名規則

クラス名を付ける際には、役割目的が明確になるような命名規則(例:BEM, OOCSS, SMACSS)に従うことが一般的です。これにより、CSSが大規模になっても管理しやすくなります。

  • BEM(Block, Element, Modifier):

    ブロック__要素--修飾子 の形式で命名します。

    例:.card__title--large

  • OOCSS(Object-Oriented CSS):

    構造と見た目を分離する考え方です。

    例:.btn(構造)と .btn--blue(見た目)を分けて定義します。