Windows 11のエクスプローラーでHTMLファイルを作成し、それをプレビューする具体的な手順は以下の通りです。特別なソフトウェアは不要で、Windows標準の機能やブラウザで対応できます。
1. HTMLファイルの作成
エクスプローラー上で直接HTMLファイルを作成するには、テキストエディタを利用します。
手順1: 新しいテキストファイルの作成
HTMLファイルを作成したいフォルダーをエクスプローラーで開きます。
フォルダー内の空いている場所を右クリックします。
コンテキストメニューから「新規作成」を選択し、さらに「テキスト ドキュメント」をクリックします。
新しいテキストファイルが作成されるので、ファイル名を任意の名前(例:
my_page.txt
)に変更します。
手順2: 拡張子を.html
に変更
作成したテキストファイル(例:
my_page.txt
)を右クリックし、「名前の変更」を選択します。ファイル名を
my_page.html
のように、拡張子を.txt
から「.html」に変更します。注意: もし拡張子が表示されていない場合は、エクスプローラーの「表示」タブをクリックし、「表示」グループ内の「表示」をクリックして、「ファイル名拡張子」にチェックを入れます。
拡張子を変更しようとすると、「ファイル名拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。」という警告が表示されることがありますが、「はい」をクリックして続行します。
手順3: HTMLコードの記述
拡張子を
.html
に変更したファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択します。「メモ帳」を選択して開きます(VS Codeなどの他のテキストエディタがあればそちらでも構いません)。
メモ帳が開いたら、以下のような基本的なHTMLコードを入力します。
HTML<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <title>私の初めてのHTMLページ</title> </head> <body> <h1>こんにちは、HTML!</h1> <p>これはWindows 11のエクスプローラーで作成したHTMLファイルのテストページです。</p> <p>正しくプレビューできるか確認しましょう。</p> </body> </html>
コードを入力したら、メモ帳の「ファイル」メニューから「上書き保存」をクリックしてファイルを保存します。
2. HTMLファイルのプレビュー
HTMLファイルをプレビューするには、Webブラウザを使用します。
手順: Webブラウザで開く
エクスプローラーで、作成したHTMLファイル(例: my_page.html)をダブルクリックします。
*
通常、デフォルトのWebブラウザ(Microsoft Edge, Google Chrome, Firefoxなど)が自動的に起動し、HTMLファイルの内容が表示されます。
もしデフォルト以外のブラウザで開きたい場合は、HTMLファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択して、使用したいWebブラウザを選びます。
これで、Windows 11のエクスプローラー上でHTMLファイルを作成し、その内容をWebブラウザでプレビューする一連の作業が完了します。この方法は、Web開発の基本的な学習や簡単なWebページの確認に非常に便利です。
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